本社スタッフのNです
秋の終わり頃から、食事中、立て続けにクチの中を
歯で噛む日が続いていました
右下くちびるの内側を何度も何度も同じところばかり
痛いし…食べ物は沁みるし…
(でも、食いしん坊のため、食事を控えるなんてことはしません)
ちょこっと調べてみると、疲れやストレスも原因のひとつだとか
またもやストレスかぁ!?って感じです。
※前回のスタッフブログでも掲載
食事中の噛み合わせが正しくないんだろうなぁ…
ってことは想像できていたため、
鏡の前で食事をしてみるという検証をおこなってみました。
そうしたら、案の定、酷い噛み方!醜い表情!
我ながら呆れるほどブサイクで…情けなくなりました
コロナ禍で外食を控えに控え、人と食事をするという
イイ意味での緊張感がなくなってしまったせいではないかと
さらに—
うがいなどで大きくクチを開けると
左側の顎(正確には顎関節ですね)が「カクッ!」と鳴るんです
痛みはないものの、「コレって顎関節症じゃあ!?」って
だんだん不安になって来て…
歯のクリーニングに3ヶ月に一度通う歯科で、先生に相談してみました。
左右の顎関節に先生が手を当てられ、何度かクチを開閉して…
結果、「大丈夫ですね。これくらいなら問題ないでしょう。
痛みを感じるようになったり、開閉に不具合が生じたら、すぐに来てくださいね。
ストレス溜まってます?ストレスを感じるようなできごと、ありました?
しんどいことが続くと、知らず知らずの間に歯を食いしばっていて
顎に負荷がかかるんですよ。
そうしたら、骨が正しい位置から前後にズレてしまって、こすれて音が鳴ったり
痛みが出て来るんですね」。
あー、またもやココでもストレスが原因って言われてしまいました
その時、先生が教えてくださったのが「下顎安静位(かがくあんせいい)」
「舌(ぜつ)ポジション」「舌(ぜつ)スポット」です
ご存じでしたか?
私は初めて!知りました。
舌を正しい位置に置いてあげることで、歯や顎に不要な負荷をかけない。
というものだそう。
マスクを常用する生活が続き、クチを開けっ放しにしている人が増えている…
という話はあちこちで聞いたことがありました。
ドライマウスになってしまうと、いろいろ不具合が生じて来る
だから、「クチ呼吸ではなく、鼻呼吸をしましょう!」ですよね
さすがにそれは常日頃から気をつけています。
喉の乾燥を防いで、コロナはもちろん
風邪やインフルエンザの感染から守るためにも
じゃあ、閉じたクチの中で舌はどこに置いてる?が問題です!
今、確認してみてください。
まずー、正しい噛み合わせをしてクチを閉じます。
その時、舌の先はどこにありますか?
私は意識していないと、上下の歯の裏側にありました
歯科の先生いわく「そういう人は多いです。
でもね、それを続けていると、だんだん前歯が出てしまいます。
いわゆる出っ歯になりかねないので気をつけて」とのこと
では正しい舌ポジションとは—
上顎の裏側(上の歯のさらに上!すこーし凹んでいる場所)なんだそう
どうですか?ちょっと新鮮な感じ!?いや、かなり違和感がありませんか?
実際にやってみると—
上の歯と下の歯は離れましたよね?隙間ができています。それが正解
つまり— 平常時、上下の歯は接触しないことが大前提だそう。
コレには正直、驚きました
上下の歯は合わさっていることが正解!とずっーと思って生きて来たから
正しい舌ポジションをキープすると、歯を食いしばることはありません。
上下の歯に隙間があるんだから、食いしばれないですよね
そして、顎がリラックスした感じがしませんか?
余計なチカラが入らなくなることで、頭痛や肩こりの改善も期待できるとか
ただ、慣れるまでは下顎に意識がいって、かえってチカラが入るかも!?
でも大丈夫!すぐに慣れます
私も先生に教わって以降、上下の歯の隙間はキープできるようになったものの
舌はついつい歯の裏側に
ダメよー!それはー!前歯が出てしまうからー
舌ポジションにちゃんと舌を置くと、唾液がたくさん出ます!
コレ、素っ晴らしい役割を担ってくれているんです
虫歯や歯周病を防いだり、リステリンが付きにくくなるなどなど
さらには免疫力UP!にもつながるんだそう
舌ポジションがキープできない=舌が下がってしまう
=「低位舌(ていいぜつ)」になってしまう原因があって—
先天性の病気/顔筋が弱っている/ストレス/呼吸の乱れ/不摂生 などなど
顔筋が弱ってしまう原因もあって—
・やわらかいものを食べることが増え、しっかり噛む習慣が減って来た
・マスク生活により、表情を含む顔への意識・緊張感が失われつつある
・加齢によるもの
顔筋が弱って来ると、ついついクチ呼吸になってしまうんだそう。
クチ呼吸は—
・口内細菌を増やし、口臭や歯周病を引き起こしやすくなる
・喉が乾燥することで感染症になりやすくなる
・ほうれい線を含め、老け顔になりやすくなる
・発音や滑舌に影響が出やすくなる
・咀嚼や嚥下にも影響が出やすくなる
と、イイことは何もありません
つまり— 舌ポジションに舌が納まっていることで—
・口内トラブル回避
・若々しい表情や声を維持できる
・この先もおいしく食事が楽しめる
・姿勢も良くなる
イイことづくめですね
ここで、カンタンにできるトレーニングをご紹介
[健康にも美容にも効果絶大!低位舌改善トレーニング]
■舌回し
姿勢を良くして、眉が動かないよう意識しながら目を見開きます。
くちびるをしっかり閉めたら、歯ぐきの外側を上下とも舌でなぞりましょう。
上下1周を2秒くらいで。
時計回りと逆回りをそれぞれ20セットで1回カウント。
朝食・昼食・夜ごはんのあと+就寝前の計4回が理想的だそう。
きちんと実践していたら2週間で効果が表れる説も♡
慣れて来たら、回数を増やしてみましょう。
ただし、途中でやめてしまうと元どおりに…。継続はチカラなり
■あいうべ体操
「あー」と、クチを上下に大きく開けて
「いー」と、クチを横に大きく開けて
「うー」と、思い切りくちびるを前に突き出して
「べー」と、思い切り舌を出して下へ伸ばします
コレを1日30回をめやすに。
※今井一彰先生の著書が大ヒット!
話題になったトレーニングなのでご存じの方も多いと思います
たった今から!
正しい舌ポジションを意識してキープ!
顔筋トレーニング+食事はしっかり噛む!
人と会話したり、音読やテレビに向かってでもイイので声を出す!
これらを実践して、若さもキープしましょう
そして、ラッキーハッピーいい毎日をおすごしくださいね。
最後に—
本年のスタッフブログは今回が最後となります。
2022年も「いい毎日」をご愛顧いただき、深く御礼申し上げます。
また、スタッフブログもご愛読くださり、ありがとうございました。
2023年もお客さまの健康維持へのお手伝いができますよう
スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。
スタッフブログも引き続き、健康や美容のお役立ち情報をUPしていきますので
ごらんいただけますように。
※掲載内容には、諸説あります